指をガツガツ動かすためのエクササイズ
アコギではともかく、エレキでは素早いソロを弾くことが少なからずあります。うちの教室に来られる方もその辺で悩んでおられる方が多いですが、今回使えるエクササイズのネタを2つほど紹介します。
![小指、薬指を鍛える練習法](https://moritaguitar.com/wp-content/uploads/2015/08/スクリーンショット-2015-08-13-12.29.581.png)
こちらは不器用な薬指と小指を強化するための練習。一見、なんてことない練習フレーズに見えますが、3弦あたりの1,2fに人差し指と中指を置いたまま薬指と小指のみでこれを弾いてください。
![人、中指を固定する](https://moritaguitar.com/wp-content/uploads/2015/08/IMG_20150813_124531-300x203.jpg)
最初は中指がつられて動きまくってしまうと思いますが、それをぐっとこらえて少しずつ動かしていきます。薬指と小指だけに力を加えて、最小限の動きで動かすように意識するとうまくいきます。慣れていくと速く弾けるようになってきますが、いい加減にやらないように丁寧にやるのがポイント。一定の速さで弾けるようになってきたら、メトロノームをつかってみてください。
そして次の練習法。
![左右兼用の練習法](https://moritaguitar.com/wp-content/uploads/2015/08/スクリーンショット-2015-08-14-17.03.381.png)
こちらはドリーム・シアターのジョン・ペトルーシもやっていたという練習法。指板上をギザギザに縫っていくような動きになってます。音列は気持ち悪いだけなので、あくまで練習です。
左手は親指をネック裏に付けるいわゆる「クラシカルフォーム」で、人差し指から小指までをまんべんなくつかいます。6弦4fに小指が来る辺りがかなりきつくなりますね。右手は完全オルタネイトピッキングにすることで、高速アルペジオ的なピッキングになり、こちらも強化できます。
譜面では16分音符で書いてますが、8分音符でも全然アリですし、最初に4-3-2-1という逆方向のギザギザにしてもいいですし、色んな形に派生させられます。
2つとも僕自身がやってみて効果があったものです。指をまんべんなく動かしたいという方は一度やってみるといいんではないでしょうか。特に速弾き志向のギタリストは一度やってみる価値がありますよ。