新しいギターが来ました

代表の森多です。

去年の五月頃から個人的に注文していたイタリア製のギターが先日届きました。
すでに教室で現物を見た方も多くいらっしゃいますが、なかなか個性的で美しい外見になっております。

Valenti Guitars in Italy

https://www.valentiguitars.com/


イタリアはチッタ・デ・カステロという小さな街にあるギター工房。取引はEU圏内からアメリカにも及ぶ世界と行っており、今年の二月からは日本にも進出してきました。

Valenti Guitars | 神田商会

すでに日本人でも所有者をFBで発見。僕が何人目なのかは知りませんが、現時点で恐らく10人いっていないでしょう。

こちらでほぼ全てのスペックを指定し、待つこと9ヶ月。ようやくCompletedのメールを受け取り、発送してからはなんと2,3日という高速で到着です。

<スペック>
Body : Black Limba
Top:Flame Poplar (1pc)
Neck:Flame Maple
Fretboard:Ebony
Pickup:Valenti Skoll set
Bridge:Schaller vintage trem
Nut:Graphtech TUSQ
Frets:Jumbo Stainless Steel
他:コンパウンドラディアス指板、セットネック仕様、25インチスケール、Schallerロックペグ

動機

もともと尼崎の工房であるSago new Material Guitarsのギターを長らく使っておりましたが、自分自身の音楽性の変化などもあって新しいギターを模索していました。

発表会などでこのギターを見ている生徒さんも多いはず

ただ、僕自身の演奏性に合ったハードウェア、好みに合った外見のギターが少なく、結局はオーダーに頼ることにしました。前回のSagoもオーダーでしたが、オーダーは出来上がるまで音が分からず博打的要素の強い方法。おまけに気に入らなかった時に売り飛ばしても大して元が取れないリセールバリューの安さという致命的なリスクもあります。今回は避けようかとも思っていましたが、反面自由に設定できる自分のための1本というロマンが感じられるのもまた確かです。

今までの経験上、日本製のギターは歪ませた時に好みになりにくいことが多く、同じ博打なら日本製ではなくヨーロッパ産にしてやろうという気もあって今回はイタリア製ということになりました。

音色や弾きやすさ

音色は今まで自分が持った中で一番良いです。今まで弾いた中でも3本の指には入ります。博打に勝ちました。

弾きやすさはちょっとネックが太いのですが、わりとすぐ慣れました。

ただ一つ問題があり、コントロール位置の伝え忘れにより、ピックアップセレクターの位置が今までの愛器と違うので、これだけがかなり違和感です。これは伝達を忘れていたこちらのせいでもあるのですが、慣れるのに少し掛かりそうですね…。

ボリュームはともかくPUセレクターは慣れない

動画

まとめ

なんせ輸送中にトラブルがないかとかそんなことばかり気にしていましたが、拍子抜けするぐらいすぐに来ました。肝心の音が良かったのでほっとしているところです。作りは間違いなくセッティングも自分好みにすぐに追い込めました。あとは演奏に慣れるばかりですね。

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