最高峰テクニック!高速ピッキングを攻略する(2)
前回の第一弾では一本弦でのフルピッキングについて扱いましたが、今回は複数弦にまたがるフルピッキングフレーズです。難易度が倍増しますので、心して掛かりましょう!
記事の目次
右手のピッキング
基本的な使い方
ピックは握りしめず、
・弦に可能な限り浅く当てる(1〜2mmぐらい)
・振りを細かくする(振り切った後でも弦に密接する寸前ぐらいを維持)
・振りを細かくする(振り切った後でも弦に密接する寸前ぐらいを維持)
この辺りに気を付けて振りを維持します。
まずは一本弦でやってみる
高速のフルピッキング自体あまり経験がない人はとりあえず一本弦でやってみましょう。第一弾で詳しく紹介していますので、こっちから先に見てもらえると良いかと。
メトロノームを使っての基本練習までを紹介しています。
左手のフィンガリング
指を立てて脱力が命題
右手が速いということは左手も速いはずなので、速く動かすために
・指をしっかり立てる(軽い動きで音が出せるようになる)
・脱力しつつ軽く動かす(理想は弦からの距離が5cm以内)
・脱力しつつ軽く動かす(理想は弦からの距離が5cm以内)
この2点に気を付けてやってみましょう。
ハンマリングやプリングを使って弾いてみる
ハンマリング、プリングを使ってのレガート奏法はフルピッキングに比べるとかなり難易度が落ちます。なので、レガートで出来ない人はフルピッキングでは基本的にできません。
弾きたいフレーズをまずレガートで軽く弾いてみると良いです。この時点でできなければ左手の強化も合わせて行う必要があります。この辺はこっちの記事を参照のこと。
高速フィンガリング!レガートでの速弾き〜ハンマリング・プリング
練習法
ポイントは右手の上下の動き。弦の変わり目がダウンアップどちらになるのかをあらかじめ把握しておき、そこを目印に高速で練習を繰り返します。
ここが合わない場合、左右の回数が合っていない可能性があります。これは速弾き時の練習によく起こることで、これを続けている限りきれいに仕上がることはあり得ません。回数をしっかり合わせつつ、何回も練習して左右のタイミングを一致させていきます。
うまく合わないとき
うまく合わない時は左手をレガートで弾きつつ右手はフルピッキングする、というのをやってみてください。これで案外合うことがあります。