名曲イントロをギター1本で「スピッツ / 空も飛べるはず」
イントロをギター1本でできる限り再現してみようというこの企画。第2回はスピッツの「空も飛べるはず」です。
曲の顔となるオクターブのギター
イントロは「イントロダクション」の意味合いですが、まさに曲のイントロダクションとして過不足ないメロディフレーズです。原曲は12弦ギターっぽい響きでオクターブのユニゾンになっています。
淡々とした8ビートリズムの雰囲気を出すため、2,4拍目にストロークを交えてアレンジ。ベース音はAmコードの場所だけ2拍ウラで食ってシンコペーションしていますが、これも原曲通りです。
弾き方
タブ譜だけを見ると分かりにくいですが、常にコードを抑えた状態を維持し、必要に応じて高音部だけを動かしています。詳しくは動画を参考にしてもらうといいのですが、慣れていないと結構難しく感じると思います。
右手は各小節目の2、4拍目に軽くストロークを入れています。これでリズムがしっかり出てきますので、歌が入った後にストロークに移ったとしても、あまり違和感が出ません。
1小節目のGは1弦を使わないので、小指で2弦3fを押さえておきます。
中段のAmのところで、5フレットセーハのハイコードに移行しますが、ルートは5弦開放を使っているため、1〜4弦を人差し指でセーハするだけです。
下段のFadd9は親指で6弦を押さえ、1弦を小指、2弦を人差し指、4弦を薬指で押さえます。
まとめ
このイントロは曲中で3回登場するので、避けて通れません。少し難しいですが、弾き語りの際に重宝するので、この曲の好きな人であれば覚えておく価値があると思います。