ギター講座(9) シャッフルを弾いてみよう
シャッフルと言っても混ぜることではありません。今までやっていた普通のリズムで「ジャカジャカ」と弾いていたものが、シャッフルにすると「ジャッカジャッカ」という感じになります。この取り方は字面で説明しにくいので、今回は音声ファイルを一緒に置いてみました。
シャッフルの取り決め
シャッフルは別名バウンスとも言い、その名の通り「跳ねたリズム」と形容されます。譜面を見ると曲の頭にこんな記号が書いてあることがあります。
この記号が曲の冒頭についているものがシャッフルの曲です。
表記としては普通の8分音符が繋がって書いてあるのですが(下図・上の部分)、実際にリズムを取る際には下部分のようになるので、ジャッカジャッカと跳ねた感じになります。

最初から下部分のように書けば済む話なんですが、見にくくなるので、こういう風にするのがルールとなっています。
※前半が通常のリズム、後半がシャッフル。
実際に弾いてみよう
カーペンターズの「Close to You」のAメロ風コード進行。B7sus4はB7に変えても大丈夫です。リズムはジャンジャッカ・ジャンジャッカの繰り返し。
「Daydream Believer/デイドリーム・ビリーバー」のイントロ風。最近ではセブンイレブンのCMでもおなじみですが、元々はモンキーズが60年代にヒットさせた古〜い曲。フィンガーピッキング編は前回やってますが、右手の指担当は2,1弦が中指、薬指、3弦が人差し指。ルートの4〜6弦を親指で弾きます。