アコースティックギターの定番コード「add9」を掘り下げる

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アコースティックギターを弾いてるといくつか独特のコードが登場しますが、その中でも人気の高いadd9というコードがあります。誰もが一度目にしているこのコードは、透明感のある響きが特徴で、煌びやかなアコギの音色と親和性が高いのもあってよく使われます。

エレキギターではもちろん、ピアノとかでもここまでadd9がたくさん出てくることはないと思うので、このコードがいかにアコギ奏者に愛されているかよくわかろうというものです。そんなadd9について、定番どころから発展系までいくつか掘り下げてみようと思います。

Gと一緒によく登場する、Cadd9

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1弦の3は押さえたり押さえなかったりしますが、Gと一緒に登場した場合には押さえることが多いです。その場合はGも1,2弦3fを押さえる形を使います。G – Cadd9を16ビートのストロークで繰り返すと、これだけでJ-POPの雰囲気がぷんぷんしてきます。

個人的には1弦3fは無い方が好きですね。透明感が感じられてアコースティックギターらしい音色になる気がします。このコードはあんまり使うと嫌味になるので、ほどほどにしときましょう。

定番のDadd9

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非常によく見るコードです。1弦を3-2-0-2と移動することで、Dsus4 – D – Dadd9 – D という流れに。これまた定番の動きですね。Cadd9とちがって、多用してもさほど嫌味には感じません。響きはほぼ同じはずなのに、不思議な話です。

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こちらはDadd9のハイコードバージョン。ルートは4弦開放。1弦よりも2弦の方が高い音になるので、弦を順番にアルペジオすると、面白い響きになります。ちなみに、2弦7fを半音落として6fにすると、Dmadd9になります。この透き通った暗さはこれまた魅力的。

定番その2、Aadd9

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Aadd9は上のDadd9と同じ構成音の並びになるので、響きはほぼ同じです。Aから2弦を離すだけですが、左手は中、薬指を使います。これだけでストロークするのも気持ちよいコード。

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Aadd9のハイコード版。ルートは6弦5fをカッコで書いてますが、5弦開放をつかう方が一般的でしょうか。Dの時と同じく、2弦より3弦の方が高くなります。3弦6fを5fにするとAmadd9に。

使い勝手の良いGadd9

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Gを押さえて中指だけを3弦に配置すると、こんな形になります。5弦は薬指が当たって勝手にミュートされます。響きも綺麗で、9thが3弦と真ん中に入るがゆえに嫌味になりにくく、個人的にはひときわ好きなコード。上の3つに比べると有名度は落ちますが、おすすめの一品です。

難しいEadd9

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Eadd9はEを押さえてそのまま1弦2fを一緒に押さえるものが多いですが、その押さえ方だと9thが浮くので、こちらの方が響き的にはるかに美しいです。が、上のものに比べても段違いに難しいです。小指が独立して一つだけ右に寄っているため、指がちぎれそうになります。手の甲を前に突き出すようにして押さえると比較的マシですが、小指が3弦に当たらないようにするには、かなり注意を払う必要があります。

 

というわけで、いかがだったでしょうか。アコースティックギターを弾いている向きには、上3つぐらいは覚えている人が多いですが、ハイコード版までは手が回っていない人も多いのでは。少々テクニカルですが、是非覚えて使ってみてください。

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