ギター講座(12) スリーフィンガー・ピッキング

スリーフィンガーは4本指を使う通常のフィンガーピッキングとは異なり、ひとつの奏法として確立されたものです。単純に指が3本だからスリーフィンガーと安直にネーミングされてるわけではありません。

もともとアメリカのカントリー音楽のノリから発展してきたスリーフィンガーピッキングは、日本では70年代のフォークソングブームに乗って一気に広まりました。


スリーフィンガーの名曲「Kathy’s Song(キャシーの歌)/ Simon & Garfunkel」

使いどころについて

日本の70年代フォークソングブームの頃は、猫も杓子もスリーフィンガーという状態で、スリーフィンガー奏法は是が非でも身につけなければならない一つの弾き方でした。

ところが、フォークブームが廃れていくと、それと同時にこの奏法も廃れていきました。今となってはこれを演奏している人は当時のフォークソングを演奏している人以外では見かけません。

当時の日本のフォークソングや、アメリカのカントリーからの流れを継いだPeter,Paul & MaryやSimon & Garfunkelなど、この辺りの音楽を射程に入れていない人は、使いどころがないので無理して覚える必要はありません。逆にこの辺の音楽がやりたいというならば、絶対に押さえておかなくてはならない弾き方です。

 

指の使い方とパターン

このように、普通のフィンガーピッキングとは違い、親指が4弦まで入ってきます。

指使いはこんな感じ
指使いはこんな感じ

親指は常に ルート→3弦→ルート→3弦 と往復します(茶色で書いてる音)。そして、その間に人差し指と中指が入ってきます。

親指の動きが独特のカントリータッチなノリを出すポイントになるので、それを意識することが大事。慣れてくると指が回ってくるようになるので、そうなったら出来るだけ速く弾くことがポイントです。スリーフィンガーはとにかく速いです。

実践してみる

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Peter,Paul & Mary(ピーター・ポール&マリー)の「Puff(The Magic Dragon)」の冒頭風の進行。Bmが難しいですが、あとはそこまで難しくないので、ゆっくり弾いて間違えないように感覚をつかんでください。慣れてくると軽快に弾けるようになりますよ。

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